知人に誘われ行った奈良の宇陀の桜観賞。
薬草農園をもたれている薬湯の宿「やたきや」でのランチ。
榛原駅で待ち合わせして、そこから車で10分ぐらい?
小さな小さな看板を目印に丘の上に「やたきや」はあります。
築300年の木造平屋の古民家をリノベーションされ、外観は歴史を感じる藁葺き屋根
室内は大きな土間から少し懐かしさを感じる畳のお部屋が襖で仕切られ、縁側からは優しい光が差し込んで、その空間に癒されました。
テーブルなどは、無機質なシンプルなデザインのもので畳のお部屋にも自然とマッチされてて、ゆっくりお食事を楽しめる空間でした。
さて本題のお食事ですが、敷地内で栽培された無農薬や有機野菜をはじめ、厳選された食材を使用されただお料理でした。
お料理が盛られてる器はコンセプトに沿って作家さんにお願いされ作ってもらったもの。
どれも素敵でした。
お料理とともに器にも注文してください。
本日のメニュー
まずは採れたて野菜のミックスサラダ
ドレッシングはヤーコンのドレッシング
ヤーコンは血糖値を上げない食材として
最近出てきてます。
冷たい前菜
トマトとパン粉のテリーヌ
雪ノ下とタラの芽をすりつぶした藻塩を付けて食べるのですが、
ほんの少しのトマトの酸味とこの薬味が病みつきになる美味しさでした。
暖かい前菜と自家製パン
春菊のポタージュ
数々ポタージュを飲んできましたが、春菊のポタージュは初めて。春菊のクセもなく美味しかったです。
パンもいくつでも食べたいぐらい美味しかったです。
旬のパスタ
宇陀牛ときのこのペペロンチーノ
このランチで唯一の動物性の宇陀牛
柔らかくでしっかりしたお味のペペロンチーノで
メインとパスタが合体した感じでお腹も満たされました。
本日のデザート
豆乳ヨーグルトとよもぎのムース
なんちゃってヨモギとは違う優しいヨモギの香りと下のムースが絶妙なお味でした。
この日は団体さんが入られてたのですが、
襖を閉めれば個室になるので、それほど団体さんも気にならず、ゆっくりランチをいただく事ができました。
スタッフのおもてなしも良くて、それだけでなくアットホーム雰囲気で自然もスタッフさんとの会話が弾み、その会話の中で屏風岩の桜の満開情報をいただく事もできました。
最後にオーナーも挨拶に来ていただき、オーナーもまたお話好きで薬湯の宿「やたきた」を始められたきっかけなど宇陀地区への思いなのど聞かせていただきました。
びっくりするのが、私がエステサロンをしてるとお話すると奥様が復元ドライヤーのルーヴルドーの常務という事でびっくり‼️
もちろんやたきやの客室には復元ドライヤーがあるそうです。
ランチは3,850円とちょっとお高めではありますが、都会で食べるこれぐらいのランチと比べものにならないぐらい大満足でした。
わざわざランチを食べに宝塚からお友達を連れて行きたいぐらい。
この辺りは周りに何もないので、宿泊すると夜は満天の星空が見れるそう。
都会から離れてゆっくり過ごしたい方には最高の時間を過ごせることと思います。
たまにはこういう時間は必要。
普段の疲れをしっかり癒して充電できた一日でした。