
こんばんは


私は受験といえば、小学校受験しか経験したことがなく、
塾へも行った記憶がありません

その受験の思い出とは・・・
実はその小学校受験の試験日に遅刻したんです

ち・こ・く? 遅刻ですよ

もちろん私は幼稚園児だったので、
私が遅刻したというよりは、母のミスだったんですが・・・・
私もその時のことは、なぜか鮮明に覚えています。
試験2日目、
普通に自宅を出て、バスと電車を乗り継ぎ
小学校の坂道に・・・
試験というのに、他の受験生らしき人が誰もいなく
静まりかえってる坂道に、何でだろうと思いながらも
綺麗な鳥の鳴き声が竹やぶの方から聞こえてきたので、
どこにいるんだろうと立ち止まって聞いてたんです。
そしてのんびり坂道を上がってると・・・
前方で誰かが手招きをされてるんです

後を見ても誰もいなく、私達に手を振ってるんだと気づいた母が
「ゆうこちゃん、急ぐわよ」 と言って、私の手を握って走っていくと
「受験生ですよね!」と声をかけられたと思ったら
手をつながれ、急いで会場に連れて行かれたんです。
受験は誕生日順か何かで色別に分けれていて
私は茶色組だったのですが、その組はすでに会場に入っていたので、
何色だったかは忘れましたが、一人だけ別の組に入れられて
試験を受けました

その私が試験を受けてる時、母は・・・・
普通は待合室で他のお母様方と終わるのを待ってるのですが、
遅刻したと分かって、居ても立っても居られなく、一旦家へ帰って
掃除をしまくってたようです

そして、試験の後の面接で、(今は試験前に面接する学校が多いですが・・・)
もちろん先生からは、「なぜ遅刻されたのですか?」という質問が・・・
母は、時間を勘違いしていて、その上坂道で綺麗に鳴いてる鳥を見ていたと
ありのままを答えたみたいです。(私は記憶ありません)
一緒に同席した父は、母からは遅刻したなど全く聞かされてなく
いったいどういうことなのか、不思議そうな顔をしてたそうです

そんなことがあって、合格発表も掲示と郵送だったのですが、
母は落ちてると思って、掲示も見に行かなかったみたいなんです。
父はそんなことかと思って、会社帰りにちゃんと発表を見て帰ってきました。
結果は、
合 格 


合格して一番ホッとしたのは私より母だったかもしれません

小学校受験といっても、今のように塾へ行って受ける人も少なく
ただ幼稚園で仲良くしていたお友達も受けていたので、
それもあって、私はプレッシャー0でのお受験でした。
だからか遅刻しても、先生によると全く動揺してなかったようなんで、
それが良かったみたいですね

今では遅刻なんて、論外だと思うのですが、
母校をお受験される知り合いのお母様には
いつもこの話をして、
「遅刻した子を入学させてくれる学校だから、
あまり力を入れすぎないでね」
とお声をかけさせていただいてます

受験は小学校でも、大学でも
その時に体調も含め、いかにベストな状態に持っていくかが大切です。
息子は付属小学校なので、受験という受験はありませんが、
公立に通う、息子のお友達とかは4年になるので、
ぼちぼち受験体制になり、塾へ行く子たちも増えてくることでしょう。
親も子もストレスがたまりやすくなるので、
たまには気分転換をして、
志望校に合格できることを祈っていきたいです
