こんにちは。
心地の良い風と暖かさ。春爛漫です。
先日、滋賀県の長浜へ行ってきました。
黒壁スクエアと言われる、黒土塀の古い建物や神社
などといっしょに、ガラス工芸館やギャラリー、お食事処など
沢山のお店が石畳を挟んで立ち並ぶ観光スポット。
その中の一軒で、有田焼などの日用雑記を販売されている
はせ川陶器店さんに立ち寄りました。
1970年頃に生産されていた、磁器製のちょっと懐かしの
お茶碗・湯呑などの器たち。今ではもう生産されていない
ものだから、売れてしまったらそれで終了。
レトロな雰囲気と、今時にも見える器の模様に、
ちょっと興奮しながら買い物をしました。
ファブリックのパターン模様に使われていそうな柄とか、
ほんとに見ていて楽しかった。
私たちがお邪魔している際にも、ちょっと昔のラーメン鉢
とか真白なカレー皿とか、「最近はもうどこの店でも在庫
が無くなってきているんだよなぁ~」
「こんな所に残っていたのか!」
と嬉しそうに話していた、ご夫婦もいらっしゃったり。
探し求める人たちにとっては、まさしく宝の山。
大量生産品にも新しいデザインが次から次へと出て
廃盤となる品もある。お茶碗にしても100円から400円
ぐらいの安くて、日常使いの為のもの。
扱い易さだとか、口当たりの良さだとか、
原点をもった器たちがありました。
“用”のあるものは、やはり長く使ってもらえる
ものになるんでしょうね。
