不思議な直感 | anetaka-blog

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LIVING GALLERY 姉小路高倉-ANETAKA-発信のブログ。
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不思議な直感




初めて通る路地。
京都の南座から歩いて少しのギャラリーで開催していた
藤井勘圿さんの繪画展へ。
一年ほど前、偶然入ったギャラリーで、蓮の花が蕾の状態で
一本描かれている絵に見入ってしまった。
今までに絵をみて感じたことの無いドキドキ感がありました。
それから一週間ぐらいのち、あるお客様が来店され、
お買い物をして下さいました。
 風采やお話の中から、「 芸術家の方なのかなぁ~ 」なんて、
勝手に想像しながら、お聞きしたお名前でインターネット検索
してみたところ、(失礼かとは思ったものの、何故かとても
気になったのです。今思うと、不思議な直感なんだろうか?)
日本画の繪描きさんであることが分り、ネット上で見れる
作品を見ていると、どうもあの時に見た蓮の花の絵と
同じタッチのような気がして次の日、
そのギャラリーに問い合わせしたところ・・・・。

私にとっては、本当に衝撃的で、感動的で、興奮的で、
勝手に運命的なものを感じてしまったのです。
昨年、京都での開催された個展の時も、ひとつひとつの
繪に見入ってしまい、そして今回は何故だか
ちょっと泣きそうになった。
絵を見て、こんなにもドキドキする事も初めてのことで、
けれど説明や評価する言葉を持っていないので、表現して
この感動を人に伝えるのは難しい。
まだ、初めて蓮の繪に出会った時と、二度の個展でしか
拝見したことがないけれど、三度共、私のこの感情を
裏切ることなくドキドキさせてくれる。
私にとっては、どんな有名画よりも心が躍る。