さて、今回のテーマは「自分探し」についてです。
ビジネス書などを見ていますと時折、
「自分探しには意味がない。今すぐ行動が必要」といった内容の事が書いてありますよね。
今回はこれについて考えてみたいと思います。
私は、自分探しそのものには賛成の考え方です。
とはいえ、やはりいつまでも「自分の好きな事」を探しに探して、
それで何年、何十年と使ってしまうのは、どうだろうとも考えています。
自分を探す事が目的になってしまうのはおかしいと思いますし、
自分探しだけをして、他には何もしないというのも、やはり違和感があります。
そこはビジネス書などで書かれている事と同じ考えではありますが、とはいえ
「自分探しをとにかく止めて、新しい行動をする事がいつも正しい」
とも思ってはいません。
自分を探す。
これは、一体、何を探すことなのでしょうか?
私は、「自分にとって大切なものが何かを見つけ、大切でない事を手放す事」だと思っています。
少し表現を変えてみるなら、自分の軸になる「価値観」を見つけるという事ですね。
そして、それ以外の価値観は、全て優先順位を下げるという事です。
「大切にするものを決めて、それ以外を手放す」
と言い換えても良いと思います。
「自分探し」という言葉は、、何か
「新しい可能性を見つけて、それを取り入れたら、私は新しい自分になって幸せになる
」的な空気を感じる使い方をされている事もありますが、
個人的には、それは「自分を探している事」ではないと思っています。
外に答えはありません。
答えは、自分の中にしかありません。
自分を見ない事には、始まりません。
自分を見るために、その方法を知りたくて、外のセミナーへ出たり、
ワークをしたり、何かの本を買ってみたりと、外にある力を借りるのは良い事だと思います。(その方が効率も良いですしね)
ただ、
「外にある何かを、言われるままに取り入れたら
私は知らない間に、新しい自分になれる」
という空気には、やはり違和感を感じてしまいます。
「自分探し」は、足し算ではなく、引き算だと思っています。
「あれも大事、これも大事、それも大事だから捨てられないし、優先順位も決められない」
という自分から、
「これが大切。これを守るために、他は手放す」
へ変わっていく。
これが、自分を見つけた状態ではないかと思っています。
最近、断捨離が流行っているそうですが、
これも素敵な流れだと思います。
自分に合わない考え方、古い思い込み、周りからの押し付け、自分のものだと思い込んでいる考え方のクセ、
そういったものを手放していく事が大切ですが、やはり
いきなりは難しいですから、まずは簡単なものから捨てていく、と。
そうして、捨てる習慣を身につける練習をする事は大切ですし、
その意味では、断捨離の方向性は私は大いにアリだと思います。
足し算の自分探しから、
「要らないものを手放す」という引き算の自分探しへ。
これが、「自分探しが大切な理由」だと思います。