【大陸の歴史 14】清ラストエンペラー | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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いよいよ、清の時代に入る。

日本の江戸時代とだいたい同じ時期の王朝だ。

主役は、満州の田舎村の女真族。
が、めっぽう強い。


明をあっという間に蹴散らし、長い辮髪(べんぱつ)時代に入る。

チャイナドレスで知られる裾の割けた服も、満州服である。
ベトナムのアオザイもたぶん影響を受けた。

かつては、マンガなどでチャーハン(人名)のような辮髪で『中国人』を描いたりしていた。
が、あれは漢人が嫌う満州族の風習。

ラストエンペラーも、清(満州族)の皇帝であって、漢人の皇帝ではない。

天安門も、満州族が再建した建物やら宝であり、漢人らとはあまり関係がない。
アパッチ酋長の建物を、アメリカ大統領府と呼んでいるようなものだ。
しかし、中国ではそれが成り立つ。

世界七不思議のひとつだろう。

満州族の民族衣装だった、今のチャイナドレス


漢人が嫌う満州族に強制された辮髪



★蛇足
Y染色体ハプログループ簡易分類



アイヌは、9割がD、1割がC

日本人は、東北など東日本は、半数近くがD
ただし、西日本では漢人に多いO1b、O2も計5割になる(やはりDが多いことが漢人とは異なる)。
漢人やら半島人(日本人先祖を除く)には、日本特有のD2はいない。


日本特有のD1b


日本特有なハプログループに、D1b、CIaがある。

漢人やら半島人には、NやOが大半。
(日本人と同じパターンのDやCはない)






多民族(他民族)と結婚しても生まれた子が男子の場合、1万年はほとんど変わらない。
➡天皇男系継承の根拠かも?