追記;ホモサピエンス分類と天皇家 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

現代地球にいる人類は1種類。
ホモサピエンスだけである。
数万年前までは、何種類かの人類がいたようだが、我々ホモサピエンスにより滅亡させられた。


さて、ホモサピエンスも男性のY染色体では、大まかに下の図のように分けられる。


image0001.jpg

だいたいAから古いグループだ。
C D Eあたりの順番がおかしくなっているが、これは最初に決めたものが誤りの可能性があり、かと言ってグループを変えると混乱するため、名前は残して配置を変えたものだからだろう。
また、この下につく細分化番号も3年前に変わったりしている。


ABは最も古いタイプで、移民を除けばほとんど全てアフリカに住んでいる。


次のDが注目だ。
特にさらに変異したD1bは、日本人にしかいない。
アイヌの9割、琉球人の6割、関東以北でも4割、九州では3割と、日本人の中で一番大きなグループだ。
昔の教科書には、新しい日本人がアイヌを駆逐したような記述があった。

間違いである。

アイヌの血は、日本人に一番多く残っている。


さらにこのDグループは、アフリカの地元民についで古い。

アフリカを出てアラビア半島に渡った人類が、いまのオーストラリアからつながるマレー半島やアンダマン諸島あたりで分化したパターンだ。

北上して今の中国大陸に広がったが、新しく生まれたOグループなどに押されて、東の後に島となる日本列島に来たグループと西の高山に逃げたチベットグループとに分かれる。




さらに、同じくらい古いCグループの一種は世界で日本人だけに見られる。

つまり、日本人は、世界唯一のC,Dグループだけで、約半数となる。


残りはOグループが多いが、細分化すると、大陸や半島のOとはいささか違っている。

細分化したOではなくOグループ割合だけをみれば、比較的半島人と似た割合に見えるため、一部の半島日本人由来信仰者は、あえて変な資料を見せたりする。



これは全くの空想だが、宮崎山間で突然変異したDまたはOが、新しい日本を作ったのかも知れない。


男系天皇である必要性がこのあたりにある。

一部の人がいうような、男尊女卑思想とは関係ないものだろう。

古人は科学は知らずとも、結果的に日本人の源となった男のY染色体を引き継いでいるのである。




また、すごく粗い考え方では、日本人とブータン・チベット人は兄弟の関係であり、親子とは異なる。

同様に、半島人や今の中国漢人と、九州など西日本の方々の多くも、親子の関係ではなく、兄弟か従兄弟の関係だろう。