【理解困難】いわきのストロンチウム測定費用 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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β線などストロンチウム90の測定に関して、私の頭では理解できないことを見つけた。


いわきには、β線やストロンチウム90、トリチウムなどの測定をするというNPOがある。


ここの料金体系が不思議だ。

ストロンチウム90の場合、企業相手なら6万円。

これは理解できる。
ひどく穿った見方をすれば、専門業者に委託すれば2~3万円で調査ができるから、粗利3~4万円と旨味ある商売だろう。

(高い所はうん十万円)




ところが、個人など相手の場合は、なんと3000円。

仮に1千万円くらいの中古の安いICP-MSつまり誘導結合プラズマ質量分析計があったとしても、3000円では赤字。
減価償却どころか、作業員の人件費さえでない。

大赤字だろう。


あるいは、誰か足長おじさんが寄付してくれているのやら。

それにしては、カンパ願いなど貧乏くさい。


不思議なNPOである。




さらに、なんとトリチウム自由水とかは1000円。
どうしたらそんなに安くできるのやら。


なんだか、さっぱりわからないが、とんでもなくすごい気がする。


489.jpg
ここで話題にしているNPOの写真ではない。
別の研究所のイオン交換樹脂による吸着&溶出作業



おそらく、東大だの理研だの産業技術研究所だのの秀才より、はるかに優秀な人材がいるNPOなのだろう。


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