

天皇誕生日である。
というだけでなく、忘れてはいけないもうひとつ大切な日だろう。
東京裁判とも呼ばれる極東国際軍事裁判で、死刑を宣告された東條英樹ら7人が処刑された日である。
この日を死刑執行日にしたのは、猪瀬元都知事のいうように、今上天皇と日本国民への当て付けだったろう。

東條に関しては、私も昔は一部のパヨクのように、何も知らずに、ただ洗脳されたイメージだけで嫌っていた。
隣国あたりでは、お前は東條と同じ仲間だと怒鳴られたこともある。
比較的最近、東條の遺言などを読んで見方が変わった。
彼は、戦後アメリカの協力者として暗号までもらった、元朝日新聞副社長のような政治家ではなく、ある意味小さな真面目男だったろう。
アメリカと、アメリカ指導の日本憲法に関する考察も極めて優れており、今でも納得がいく。
パール判事も述べているように、この裁判は事後法で判断した喧嘩勝ち組による色彩が強いと感じる。
英語をほとんど理解できない判事が何名かいたことも、疑問だ。
松井大将はじめ、東京日日新聞の妄想小説を根拠に、南京関連で死刑にされた人たちは可哀想だ。
妄想小説だ、百人斬りは捏造だとして死刑にされた2人の下っ端兵士を救わなかった新聞社。
その新聞社の流れをくむあたりが、死刑反対などと叫んでいる。
ひどい話だ。

南京関連の話も、かなりのマスコミは正しく伝えていない気がする。