たまには、真面目に話をしよう。 
今日は68年ぶりに月が地球に近づくウルトラスーパームーンナイトらしい。 
さらに、昨日はニュージーランド南島で、やや大きな地震があった。 
こうしたことから、ウルトラスーパームーンと大地震を関係付ける記事なども見られる。
多くの方は理解してもらえると思うが、事実だろうと知らなければなかったことと同じだ。 
逆に、マスコミなどで繰り返し報道されると、あったこともなかったことになる。 
いい例が、20年くらい前にあった天安門事件だ。 
日本にいる成人なら、ほとんどの方が覚えているであろうことも、本国ではなかったことになっている。 
本国のインターネット検索でも出てこない。
同じように、大躍進政策失敗による数千万人の犠牲者も、日本ではほとんど触れず本国では最近未曾有の天災による犠牲者が出たという歴史に改竄されたようである。
さらに日本マスコミは、多くの場合、日本人に化けた売春婦が毎日のように捕まったりする北米西海岸や、人身売買組織にはなぜか触れない。 
そのため、そんなことはないとかいう方まで現れる。 
話が飛んだ。 
ウルトラスーパームーンと大地震の関係について、データから見てみよう。 
★推定される、最近の大地震(トップ10)とウルトラスーパームーン年の関係 
なお、ウルトラスーパームーン年を最近◎とし、逆に最遠年を最遠●で表す。 
1676 最近◎ 
1700 カスケードM9.2 
1710 最遠● 
1744最近◎ 
1778最遠●
1812最近◎ 
1833スマトラM9.1
1846最遠●  
1880最近◎ 
1906エクアドルM8.8
1914最遠● 
1948最近◎ 
1952カムチャッカM9.0
1960チリM9.5
1964アラスカM9.2 
1965アリューシャンM8.7
1982最遠● 
2004スマトラM9.2前後 
2010チリM8.8 
2011東日本M9.0
2016最近◎ 
やっぱり、関係ないんじゃない? 
だいたい、昨日のニュージーランド南島地震レベルならば、アリューシャンやインドネシアではよく起こっています。