
何千万人かを殺し、餓死させたり信じられぬ虐殺をし、またそのおぞましい虐殺を恐れて自殺した人たち。
そういうことを『整風』だの『粛清』だのと、一見きれいな言葉に置き換えて、日本人には教えこむ。
それでいて、人権だの死刑は野蛮だのと言っている。
やっていることと、言っていることが、あまりに違う。
恥という感覚は無いのだろうか?







戦中の話だが、開高健も『玉、砕ける』の中で、文化人芸術家が消されていく憐れを文字にしている。
が、ある新聞社は多々のマスコミが文革を批判して国外退去させられるなか、整風や粛清という名前の殺人などを称賛し、中国に残った。

周恩来首相の養女も、悲惨な殺され方をしている。
どうも江青の嫉妬が原因らしい。
時の国家主席は、涙が出るような境遇を長く送り、まさに豚小屋で糞尿にまみれた死となった。
かの国には、今でも憲法の上に共産党幹部の思惑がある。
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