
曰く、柏で放射性ストロンチウムが、政府発表の数十倍見つかった。
また曰く。
β線焼けを起こし、靴の履いていない膝下あたりまで紫外線焼けではない焼けがあった。
さらに曰く。
奥多摩あたりの温泉にいった3人のうち、風呂に1時間くらいつかっていた人だけ鼻血が出た。これは≪放射能≫の影響だというものだ。

それぞれについて、簡単な質問をしたが、まだ答えがない。
だから、そろそろ持論を書いてもいいかと思う。
まずは、柏の放射性ストロンチウムとかの件。
柏市ではストロンチウム測定はしていないはず。
誰がどんな風に測定したのやら?
放射性ストロンチウムと言ってもいろいろある。まず思い浮かぶのはストロンチウム90だ。
が、いずれにしてもストロンチウムの存在確認には、かなりの時間と器械、技術、知識が必要と思われる。
本当にストロンチウムが測定できたのか、怪しい。
ひょっとしたら、ストロンチウム88あたりを測定したのかな?とも思った。

次にβ線焼けの件。
β線がある証拠が何もない。自分流解釈によるβ線の存在を語っているだけ。
今の時期、イネ科植物やナス科植物など、かせて赤く発疹ができる人もいる。
その類いではないの?
ガラス窓吹きの方も、ビニール手袋をしなかったからβ線焼け?
α線ならてもかく、β線が手袋程度で防げるのやら?

最後に温泉鼻血の件。
単にのぼせただけなのでは?
温泉の源泉は、相当地下深くから汲み上げているはず。
そんな地下でも染み渡るほどの放射性物質があるのなら、水道水など飲んだら皆さん鼻血の嵐。
が、そんな話は聞いたことがありません。

私も今のタイプの原発を使い続けるのには、大変疑問です。
が、こうした風評に近いと思われることを流している原発反対派の方々には、私はついていけません。
