【紳士の話】お隣との会話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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うちは54ヶ月連続で黒字だす。



ほう、それは結構なことで。



で、金貸してよ。




はあ?
お宅は儲かっているのでしょ。必要ないのでは?




ごちゃごちゃとうるせいな。 せっかく金を貸してくれと言ったのに。





いやあ、お宅に貸す金はないです。




なんだと、この犬っころ!
貸してくれていいんだと、言っているのに、無礼な!




金を借りたいのに、土足で部屋に上がるのですか?




じゃっかわしい!
とにかく金を貸せ!
これだけ低頭に言っているのがわからねえのか、この犬っころ!





それが低頭な態度なのですか?感覚が違っていますなあ。





じゃっからしい。
とにかく、金を出せ。





担保は?





担保だかタンポンだかしらねえが、いちいちうるせえんだよ。





そうだ。
サンブランコ条約の隙を狙って、うちの竹垣を盗んだやつ。
まずは、あれを返してよ。