≪意見者A≫
連中は、実にデタラメだ。
攘夷をうたっていたのに、夷敵の輩からどんどん学べとなった。
廃藩置県はひどい。
嫌いな輩には、県名と県庁所在地名を違うようにした。
≪意見者B≫
攘夷を熱く語り斬った張ったを明治になってもしていたのは、御三家のひとつの歯車が外れた連中中心でしょう。 尊皇派と合体していきますが。
攘夷派が多かった薩長などは、実際に戦って敵の強さを実感したわけです。
このまま攘夷を突き通したら、国が滅ぶなと。
それは攘夷派の本来の目標とは反する。
だから、敵から学ぶべきは学ぶとなったのではないでしょうかねえ。
廃藩置県?
いやあ、いろんな県が林立しましたなあ。
うちの田舎じゃ、4つぐらいあったですね。
で、県名と県庁所在地名で、地元の頭同士でもめたりもしました。
だから、うちの田舎あたりじゃ何度も県名が変わりましたよ。
でも、北海道市とか兵庫市、神奈川市なんてあったかなあ。
≪意見者C≫
アッペが悪い。
みんなアッペが悪い。
岩手県岩手市が県庁所在地でなかったのも、埼玉県埼玉市ができなかったのも、みんなアッペが悪い!
石川県石川市や三重県三重市、島根県島根市、香川県香川市、愛媛県愛媛市などが県庁所在地でないのも、みんなアッペが悪い!
こんな常識を知らないのか?