追記【事実共有の難しさ】攘夷と廃藩置県 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

≪意見者A≫
連中は、実にデタラメだ。
攘夷をうたっていたのに、夷敵の輩からどんどん学べとなった。

廃藩置県はひどい。
嫌いな輩には、県名と県庁所在地名を違うようにした。









≪意見者B≫
攘夷を熱く語り斬った張ったを明治になってもしていたのは、御三家のひとつの歯車が外れた連中中心でしょう。 尊皇派と合体していきますが。
攘夷派が多かった薩長などは、実際に戦って敵の強さを実感したわけです。
このまま攘夷を突き通したら、国が滅ぶなと。
それは攘夷派の本来の目標とは反する。
だから、敵から学ぶべきは学ぶとなったのではないでしょうかねえ。


廃藩置県?

いやあ、いろんな県が林立しましたなあ。
うちの田舎じゃ、4つぐらいあったですね。

で、県名と県庁所在地名で、地元の頭同士でもめたりもしました。
だから、うちの田舎あたりじゃ何度も県名が変わりましたよ。
でも、北海道市とか兵庫市、神奈川市なんてあったかなあ。








≪意見者C≫
アッペが悪い。
みんなアッペが悪い。

岩手県岩手市が県庁所在地でなかったのも、埼玉県埼玉市ができなかったのも、みんなアッペが悪い!

石川県石川市や三重県三重市、島根県島根市、香川県香川市、愛媛県愛媛市などが県庁所在地でないのも、みんなアッペが悪い!

こんな常識を知らないのか?