【比喩】ベクレル、グレイ、シーベルト | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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部屋に、虫がいるとする。
蚊が100匹
ハエが 20匹
ミツバチが3匹
スズメバチが2匹

この時、合計の虫の数は125匹となる。

これを125ベクレルとする。



それぞれの虫が刺して痛みを感じるのは、
ミツバチなら蚊やハエの5倍。
スズメバチの場合は、20倍だとすると、
すべての虫に刺されたら、

100+20+3×5+2×20=175痛み
である。


この175の値をグレイとする。



それぞれの痛みに対しての身体への影響は、痛みに比例するとすれば、
175影響だ。

これをシーベルトで表すこととする。


なお、これらの虫を数えたいが、ミツバチやスズメバチは透明体のため、目では確認できない。

また、虫にはダンゴムシやキリギリスもいるが、これらは無視してしまう。


透明体のミツバチやスズメバチの数を知るためには、赤外線カメラが必要だ。


さらに、これを自動で計測する安価な器械もあるが、空気振動から推定するものであり、すべて推定値である。



虫の数だけ問題視するのは、あまりに馬鹿げている。

また、安価な空気振動察知器械による推定値も、あまりあてにならない。

虫の中には、チャドクガ幼虫のように空気振動器ではとらえられないが、長年強力な毒をもつ虫もいる。







お分かりいただけただろうか?