客観的事実とは、実に不思議なものだ。
私の頭では、事実とはひとつだろうと思っているが、どうも違っているようである。
2回目の今日は、南京大虐殺とかいうものについて考えてみる。
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★戦前の日本新聞、アメリカ合衆国軍、大使館、現在の南京大学代表者などの書簡や電信内容を見る限りでは、南京城には25万人程度がいたが、中華民国軍による付近住民を含めた支那人への略奪、殺人などがあった。
日本軍が南京城に入城後、安心して多々の支那人が戻ってきて、28万人くらいに増えた。
が、戦後は日本軍が30万人の南京城にいた住民を殺戮したということが、客観的事実だとする団体もある。
いくつかの資料からみても、小学2年生ならほぼ全員できる引き算も、一部の方はできないようだ。
ただし、戦後に起きた、後の中華人民共和国共産軍により、中にいた中華民国の人たちが30万人近く殺されたとかいう話なら、私でも納得できる。
ただし、若い人たちや老人の一部には、
中華人民共和国と中華民国
の違いが分からないような方もいそうである。
比喩は小学5年生程度の知識が必要だか、これは幼稚園児でも出来る計算だ。
悪くても、小学2年生程度の学力があれば
28万人-30万人=30万人
という計算が間違いだろうと分かるはず。
が!
なんと首相経験者まで、この計算をしていたりする。
私の頭では、異次元世界の話である。
★現在の毎日新聞の前進新聞社では、チャンバラマンガとしか思えない作品を書いていた。
有名な『百人斬り』作品である。
不幸なことに、この作品を証拠に作品主人公の2人が処刑されている。
作品作者である新聞社は、それが架空小説であり、2人に罪はないと言うことは言わず、日本人が外国で処刑されるのを静観していただけである。
処刑された遺族が裁判を起こしたらしいが、どうなったことやら。
誤認逮捕や冤罪には徹底的に叩くマスコミも、自分がしたことは無視らしい。
だいたい戦中製作のなまくら日本刀で、宮本武蔵でも無理そうなことを一介の兵がやってのけるあたりが、すんばらすい。
これを事実とするなら、野州や常陸では道場荒らしとして恐れられた曾々祖父だか曾祖父も、示現流許皆伝だった祖父などでも、とてもかなわない相手だったろう。
世界史上最強レベルの剣術士が、下等兵に2人もいたことになる。
すんばらすい。
が、作品だったことを打ち明けず、2人を見殺しにしたなら恥ずかしいことだ。
★朝日新聞編集長などが中心となり編纂した、南京大虐殺とかいうドキュメンタリーとされる作品。
そこにある写真は、私の知っている限りでは、皆偽物である。
主なものは、以下の写真などから採用したものと思われる。
・日本人が福州で猟奇大虐殺にあった、日本人への殺人事件
・満州の一部で売買されていた、匪族の首切り土産写真
・中華人民共和国作成の映画の1場面 など
が、一部の方々は、まだこれを信じている。
朝日新聞が、小説だと発表したと言ったという話も聞いていない。
マスコミは、1937年12月前後の、アメリカ合衆国軍情報部などの電信記録や国際連盟関係者で南京城中立地域担当者の記述、現在の南京大学代表者の記述だけでも報道すべきだと思うが、まず無理かなあ。