世界で信仰されている神。
ユダヤの子どもたちである、キリスト教、イスラム教だけではなく、日本神道さえ、最初に生まれた神は同じものだった可能性がある。
仏教などではよく出てくるが、物事の最初と最後を あ・ん で表すことがある。
人類が最初に創った神は、まさにこの音だ。
人類史上最初の都市が確認できるのはメソポタミア南部、今のイラク南部である。
ここにいた、世界を司り善悪の裁判にも関わった神は、AM(アン)である。
後にエジプト北部に伝わり、この神はAMN(アメン)と名を変える。
ツタンカーメンも、より正確には
トット・アンク・アメンに近く、アメン神の名を持っている。
全天の神アメンは、後に太陽ラーと結びつき、
王名には、
アメン・ラーの名前や、ラーの息子と言う意味で、
アメン・サア・ラー
などの名前が目立つようになる。
このAM系音の神は変化して、キリスト教信者たちが常に唱える、
アーメン
となり、日本では、大王家にはAM(天=アメ)という言葉をつけられて呼ばれるようになった。
話は飛ぶが、以前記事にしたことを再度挙げよう。
天照大御神(アマテラスオホミカミ)という名前は、当時のエジプトで解釈すると、非常に解りやすい。
アマテラスオホミカミとは、
アア・マアト・ラア・サア・アハッ・エム・ハム
の日本語訛りだと考えると、意味不明の天照大御神の意味がはっきりしてくる。
これは、
偉大なるマアト神に従う、太陽の息子たる偉大なる陛下
と訳せるからだ。
語の並びに多少文法上問題があるが、だいたい似た意味となる。
10年くらい前に気づいたときは、興奮して眠れなかった。
当時のエジプト語ではなく、メソポタミアあたりの古い言葉(シュメール語)や生きた化石ヘブライ語なども組み合わせれば、
スサノヲ
アマノウズメ
サルタヒコ
ツキヨミ
などだけでなく、
ミコト、タラシ、ヒコ
など、古事記時代でさえ意味が分からなくなっていた言葉の意味を推定できる。