【雑記】BONSAI しんばく(ミヤマビャクシン)他 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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NHKで埼玉で行われている、盆栽展を報道していた。


埼玉には、ヤマボウシを買いに行ったことがある。

当時は車の中に無理しても乗せられる程度だった木が、いまや2階屋根を抜かして、たくさんの実をつけている。

その報道の中で、懐かしい名前が出てきた。

真柏(しんぱく)である。


しんぱくとは、ビャクシンの仲間であり、かつては大いに人気があった。

亡父はほとんど趣味の無かった人だが、近くの神社などで拾ってきたカエデとサボテン、それにしんぱくにはわずかばかりの金を使っていた。

サボテンはのちに栽培場を含めて小学時代にはなくなったが、大きくなったカエデ林はみんなに見てもらうように、開放している。


しんぱくは昔はかなり人気があって、時々盗まれた。

が、亡父はそれはあまり気にしていなかったようだ。



晩年に聞いたが、若いころはしんぱくを売って老後を送ろうと思っていたようだ。

昔の価値なら、1本万単位のしんぱくが畑に植えてある。

100本ぐらいあるから、昔の価値観が続けば、田舎では比較的のんびりとした老後を暮せるはずだった。



が、事態は急転する。

真柏の害が広く知られるようになり、多くの地域で植えることさえ厳しくなってきたからだ。


しんぱくには独特の木肌があり、そこが好まれる理由の一つでもあった。

しかし、その木肌になるのは、ある種の病原菌が深くかかわっていることが分かる。

梨などは、その病原菌が致命的であり、梨園の近くでは鬼の存在となった。

しんぱく(ビャクシンの仲間)は、近所でも条例などにより植栽を禁じられている。




家を建てたときも、田舎でしんぱくを送ると言ってきたが、断らざるを得なかった。




★中玉トマトも、口の中へ


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ミニトマトは、今朝方だろう。

半分は、小鳥などに食べられていた。

そのため、中玉は少し早いが取り入れた。

ちょっとだけ、忘れていたトマトの味がした。

この味は、スーパーでのトマトしか知らない人や若い人には分からないだろう。

懐かしい味である。ただ、まだずいぶん物足りなかったが。




★カサブランカ

まだ1週間くらい後だろうと思っていた、カサブランカ。

いつの間にか、花を広げていたようだ。

ここ数日の雨で、花弁は落ちてしまった。

花が開いたのに気づかなかったとは、情けない。


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また、あらたな珍味が芽を出している。

嬉しいが、ケガのもとになるので、後で移し替えするか抜くしかない。


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