よくお邪魔するブロガーさんが、疑問に思っていることとして、水素水を挙げられていた。
水素水の名前は知っていたが、ああいつもの詐欺かと思い放っておいた。
が、この記事をきっかけに、少し調べてみた。
古いりか知識では、水素というのは常温常圧ではほとんど水に解けない。
体内で吸収されることもない。だいたいそのような回路は知られていない。
で、改めて企業の言い分を覗いてみた。
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市販されている飲料となる水素水は、純水に限りなく近い水を作成し、これに水素を加圧混在させているようだ。
しかしながら、その濃度は最大でも2ppm程度。
つまり、0.0002%程度、100万分の2くらいしかない。
そのような微量で、人体に影響を与えるほどの力を発揮できるのだろうか?
これに関しては、数年前から、中国中心に論文が発表されていると言う。
しかし、その吸収回路、効用は明らかではないようだ。
私の頭では、*Hと*OHが結びついて老化やがん発生の一因となるものを除去するのかな?とは思うが、よくわからない。
企業によっては、Oのまわりに複数のHをつけたような、不思議な形が書かれている。
ナノカーボン以上に不思議な構造だ。
このようなものを創れたなら、ノーベル化学賞は確実だろう。
純水に近い水を使うのも気にかかる。
水素を飽和状態にするためにはやむを得ないだろうが、健康人がそのまま飲むと下痢をしそうな気がする。だいたい、味など感じられないだろう。
不思議な話だ。
まだ、理解できていない。