最近日本のマスコミは相当隠しているし、一部の党幹部はねつ造歴史だと言っていたポルポト虐殺。
中国の大躍進や文革時の数千万人には及ばないが、国民の5人に1人は殺されているとも言われている。
私は、プノンペンからフランスに逃げてきた希少な家族を知っている。
親たちはほとんど無口だったが、うっすら覚えている子供たちの中にはつらい船旅を話してくれた人もいる。
その前に、これを見ていただこう。
小学低学年の時これを見たときは、単なる空想画だと思っていた。
が、50年前の大阪万博でレーピンの作を見てから、どうも本当のことを描いたものらしいと思った。
さらに大人になってプノンペンからの生還者を見て、現実にあったことだと確信した。
当時知った映画でも、このあたりの様子は詳しく描かれていた。
★昔は放送していた、ポルポト共産党の実態。
https://www.youtube.com/watch?v=jM-STQ-DkTQ
こうした虐殺は、戦後お隣でもあった。
ただしこれは政府軍によるものだが、政府は長い間共産軍の仕業としていた。
ピカソの絵にしているが、この辺りは教科書では教えない。
さすがにこれは日本軍の仕業にはできなかったが、他人のせいにするところは同じである。
ゲルニカは教えても、これは教えない。
ソンミを話題にしても、フォンニィ。フォンニャットなどは触れない。
何を、公正・中立というのだろうか。
どこに、庶民第一の考えがあるのだろうか。
腹減ったというだけで、反政府主義者とみなされ殺されるのは嫌である。
これらと桁違いの虐殺である大躍進政策は、直後には中国共産党でさえ死者3000万人以上(一部報道では6000万人)としていたが、最近は歴史を書き換えて、未曽有鵜の天災による犠牲者としている。
今中国本土のおいて、大躍進政策や文革の犠牲者、天安門事件について話すことは大変危険だ。