【4月新年】日本の新年 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

4月は学校の始まり、社会人の新年月。


これは大変不思議だ。


日本は明治維新で、西洋に追いつけ追い越せと、西洋の知識を盛んに取り入れた。


習慣も同じだ。


ところが、これには例外がある。


日本は語源学研究は取り入れなかった。

そのためか、現在ある語源学本は、ほとんどが小学生レベル。

落語のだじゃれレベルでしかない。



で、当時はやや余裕があったから、 懸賞で入賞したこんな本を出した。



(絵は私の作品;品位を損ねるからか、紀伊国屋ではインターネットのみの宣伝)


が、一部マニアには高評価だったがほとんど売れず、結局絶版になった。


そのためか、プレミアがついて今の価格は古本でも発売時の5倍以上になっている。




もうひとつの例外は、新学期開始時期だ。


欧米などのほとんどは、秋に新学期や新年が始まる。

が、日本は4月だ。


1月でも、9月でも、あるいは旧正月でもない。


このような4月新学期の流れは、インド、タイ、ミャンマー、ラオスなどの南アジア・東南アジアに見られる風習だ。


確かに日本は形の上では、一応仏教国の仲間でもある。


これに関係があるのだろうか?


分からない。