【怖い話】ほとんど実際にあったことだけど | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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これは小説ですが、ほとんど同じことが起こっています。


★金をかえす


ほう、よく持ってきたな。どっかから、許可なしでもらってきたのか。


人聞きの悪いことを言わないで。息子の眼をくりぬいて売った正当なお金です。






★警告

1分後に、大気圏水爆実験開始です。


原住民には知らせたか?


ああっ、忘れました。


忘れたんじゃしょうがない。次回は、爆破1分前には60km以以上離れるよう知らせるように。





★人的救助

ひどい食糧難なるので、農薬800トンを無償援助しました。


すべて火薬に転用されたようです。





★意味不明

自国から逃げて来た、20万人を受け入れました。


しかし、彼らは強制連行させたと叫んでいます。

だったら、自国に帰って幸せに暮らせばいいのに。1万円程度で帰れるのだから。




★計算

きんぴら空港では、トランジットの場合でも一時入国者というカウントをします。


同様に、呉羽国や魏西国から送られた物が、旅の中継地であるゴウリー国で足を休めると、これは我が国が文化を伝えたとなってしまいます。




★観音

いや、うちでは昔からそのような名前は使っておりません。縁起のどこにも見当たりません!


そうなんですか。でも偉い先生が百済観音とお呼びになったのだから、そちらの名前にしまひょ。