NHKさんは、ときどき驚かせてくれる。
先日はあまりに危険と感じ苦言を申し入れたが、返ってきた答えがトンチンカン過ぎたのでバカバカしくなり、もう苦情を入れないことにした。
今回はマコモ料理だ。
日本でも最近は知られるようになったとか言っていた。
はい。
私も、つい最近までは知りませんでした。
でも、その後調べたら、マコモは米よりも歴史がある食品。
今では見つけるのが難しいが、子ども時代にはお盆にマコモを採るのは、家の近くではほとんどどこでもやっていた。
これは食品としてではなく、仏壇用の敷物としてだが。
だいたい、最近の料理なら、料理人顔負けに味にうるさい檀さんが、「懐かしい」とは言わないはず。
なお、沖縄あたりでも、マコモ料理は珍しくはないようだ。
マコモ料理は知らなかったが、マコモは古代から日本人には慣れ親しんだ植物である。
食品としての価値も長いという推測はつく。
でも、大NHKさんは、そのマコモ料理はつい最近日本にもあるようになったという説明。
韓国ファンタジーの、時代考証のデタラメさを笑えない。
★参考;万葉集にあるマコモの歌
食薦(すこも)敷き 蔓菁(あをな)煮もち来 樑(うつはり)に
行騰(むかばき)懸けて 息(やす)む此の公(きみ) (16/3825,読人知らず)