下記は、火山噴火レベル(0~8)と、対応する火山や火山噴火間隔などである。
規模比較図は、およそ面積比。(参考;Wikipedia:体積比を面積比に変換)
噴出物量目安 地球全体での頻度 主な火山 噴火時期
レベル8・・・・・・破局的 10000k㎥以上 1万年以上に1回程度 インドネシア・ トバ 7.3万年前
USA・イエローストーン 64万年前
レベル7・・・・・・超巨大 100k㎥以上 1000年以上に1回程度 インドネシア・タンボラ 1815
日本・姶良カルデラ 2.4万年前
日本・阿蘇山 9万年前
レベル6・・・・・・並外れて巨大 10k㎥以上 100年以上に1回程度 朝鮮・白頭山 969±
フィリピン・ピナトゥボ 1991
インドネシア・クラカタウ 1883
レベル5・・・・・桁違いに・大規模 1k㎥以上 50年以上に1回程度 USA・セントへレンズ 1998
チリ・チャイテン 2008
メキシコ・エルチチョン 1982
日本・富士 1707
日本・大正桜島 1914
レベル4・・・・・大規模 0.1k㎥以上 10年以上に1回程度 インドネシア・ムラピ
レベル3・・・・・・やや大規模 10,000,000㎥以上 ほぼ毎年1回程度 イタリア・エトナ
レベル2・・・・・・中規模 ほぼ毎週
レベル1・・・・・・小規模 ほぼ毎日
レベル0・・・・・・非爆発的 ほぼ毎日
★日本では、最近1000年間にレベル5以上噴火は、大変まれ。
日本では、最近1万年以内に、レベル6以上は無し。
世界全体でも、最近1万年以内にレベル8以上は無し。
1707の富士山宝永大噴火は、レベル4という推定もある。
1991の島原雲仙は、レベル2程度。
2014の御岳山は、レベル0=レベル8の数十億~数兆分の1
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日本の多くのマスコミ(特にNHKや朝日系)は、日本の自然はひどいのだと言いたげな報道が多くこうした災害・天災に関する報道の信頼性は低いと感じる。
とにかく日本を悪く観る報道を優先させ、全体的な報道うをしない。
まあ自然や災害ならともかく、虐殺のようなことに関しては、ひどく偏っていて、特定国の話には触れない。
これは社会に関しては、平易な言葉で分かりやすい説明をする、人気元アナウンサーも同様である。
報道しないことや知らないこと=嘘
という、決めつけ型人間を作ってしまう恐れはある。
実際に、そう言う方が稀にいる。
日本のマスコミが騒いでいるのは、レベル2程度までである。
近くにある白頭山(2、30年以内の噴火確率9割と言う研究もある)には、ほとんど触れない。