【補足説明】法的に危険と、実際に危険の具体例 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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昨日の散策記事で、シキミに関して法的には日本で最も危険な植物と書きました。

この表現が分かりにくく誤解を招きやすかったので、あと少し具体的に説明します。



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(Wikipedia)

シキミの実は植物 としては唯一、毒物及び劇物取締法 により劇物 に指定(毒物及び劇物指定令(昭和40年政令第2号)第2条第1項第39号「しきみの実」 )されている。



という法律で規制されている植物と言う意味で、つまり形の上では最も危険な植物と言うことになっていると言うことです。


実際には、これより危険な植物は、日本でさえ無数と言っていいくらいあるでしょう。

極端な例では、1kgくらいあれば世界の全人類を滅亡させられるくらいの物もあります。




そんな危険植物多くは菌類などであり、身近な例ではキノコだと思います。




また、栽培禁止どころか、栽培促進をしている植物の中にもそれはありそうです。


その代表は、夾竹桃(キョウチクトウ)でしょうか。





キョウチクトウは、公園や街路樹としてよく見られるもので、市町村によっては町の花になっていたりします。


(Wikipediaより)

市町村の花・木[編集 ]

このほか、長崎県佐世保市 でも市の花に指定されていたが、毒性を理由として指定を取り消されている[11]



この毒は、シキミより強いかもしれません。

葉っぱ1枚で、牛が死にます。

これを串にして焼肉をした人が亡くなったりしています。


が、これはシキミと違って劇毒物指定は無いようです。

あまりに身近だからかも知れません。

また、ぜんそくやアレルギーが増えてきたことにも関係するかもしれません。











都会の空き地に自生している(シロバナ)チョウセンアサガオ)

これも、結構危ない。




シロバナヨウシュチョウセンアサガオ(白花洋種朝鮮朝顔、学名 Datura stramonium、英名jimson weed, devil's trumpet, thorn apple, tolguacha, datura など[1] )は世界の温帯から熱帯に分布するナス科 の一年草である[2]

属名は古いヒンドゥーの言葉で「植物 」を表すdhaturaに由来する。種小名stramoniumはこの種のギリシャ語 名を付けたものであり、「ナス科」を表すstrychnos (στρύχνος) と、「怒り」を表すmaniakos (μανιακός) に由来する[2] [3] 。シロバナヨウシュチョウセンアサガオは他のチョウセンアサガオ属 Daturaと同様にアルカロイド 類を多く含み、薬用植物 として用いられる[2] [4] [5] 。特に葉や種は幻覚剤として使用されることがあり、知識不足による過剰摂取で病院に搬送される人や、死亡する人もいる。


これを食べる人はいないと思うが、悪用すると危ない。






キノコは先に述べたように無数にあるが、代表

的危険キノコを挙げてみよう。


カエンタケ


これは見ただけで食べる人はいないだろう。

千葉に来て初めて見て触ってしまったことがある。


気のせいか、猛毒と知ってから気分が悪くなった。

おそらくこれは、精神的なものだったろう。


(Wikipedia)

カエンタケ(火炎茸・火焔茸、Hypocrea cornu-damae)は、ニクザキン目 ニクザキン科 ニクザキン属 に属する子嚢菌 の1種である。極めて強い毒性を持ち、食べると死亡することがあり、触ることすら危険である。








テングタケ


野山に当たり前に見られる、毒キノコの代表。

死亡例はあまりないようだが、田舎では子供のころから触るなと教え込まれていた。


(Wikipedia)

本種は有毒 で、食べると下痢嘔吐幻覚 などの症状を引き起こし、最悪の場合、意識不明 に至ることもある。毒の成分はイボテン酸 で、うまみ 成分でもある。また、この成分は殺 作用もあり、同じ成分を含むベニテングタケ よりも強い毒をもつ。殺蝿作用からハエトリタケの別名が付いた。








イッポンシメジ



シメジの仲間は、なかなか難しい。

素人は、とにかくプロの指導無しに自分で採ったキノコを口にしてはいけない。




(Wikipedia)

イッポンシメジ学名 Entoloma sinuatum (Bull.:Fr.) P. Kumm.)は、ハラタケ目 イッポンシメジ科 イッポンシメジ属 のキノコ。秋に広葉樹林下に生える。傘は7-12cm、饅頭型から中高の平らで、古くなると縁が反り返り大きく波打つ。傘の色は淡い灰色から淡い黄土色。柄は10-20cmで直径は1.5-3cm。有毒菌 (強) で、食べると消化器系の障害を発症し、死亡例もある。


ウラベニホテイシメジ と似ているが、本種はかなり白っぽい。食用になるウラベニホテイシメジのことをイッポンシメジと言う地方も多くあったり、市販の図鑑の写真が間違っていたこともあったため、注意が必要である。


★上に書いてある通り、非常に危険な辞書辞典が販売されていることもある。

 要注意だ!

インターネット辞書は、特に要注意!

個人のブログ同様、とんでもない嘘が書いてあったりする。



まあ、一部マスコミほどでは無いかもしれませんがね。






★表現の自由と、嘘をつく自由とは異なる。


しかし、一部マスコミやブロガーさんの中には、これを混同している場合が目立つ。

嘘報道や記事には法的規制が必要と考えるが、そうしたところは大反対するだろうな。