ソロス氏が、米中がこのまま仲良しにならなければ、やがて大きな戦争になるといった要旨の話をしたらしい。
ソロス氏という方は、たまに名前を聞くが、普段の主張などはほとんど知らない方だ。
ソロスで、ソロンを思い出した。
ソロンとは、お釈迦様が生まれた頃に、エジプトにいたギリシャ人だったかと思う。
プラトンの作品に出てくるアトランティス大陸に関して、はるか昔の伝説として聞いたというのが、ソロンか、その先輩だった気がする。
エジプトというのは、ごく一時期を除けば、だいたいギリシャあたりの民族の支配する国だったろう。
美人で有名なクレオパトラ○世も、先祖の故郷はギリシャ付近だ。
かつては世界を征していたギリシャ。
そのギリシャの栄光が今日で絶たれる。
先日の、そして近い将来にその可能性が高いお隣のように、IMF管理下に入りそうなのだ。
いや、待て。
他人事ではない。
私自身が、ほとんどデフォルト状態。
だから今日は、あちこち歩いているのだ。
この年である。
銘刀茸光丸を持って銀行に入っても、10メートルも走らないうちに足がもつれお縄になろう。
かと言って、世知辛い世の中。
犬が歩けば電柱にぶつかろうが、 ジジイが歩いても10万円札1枚落ちていない。
困ったもんだ。