アキノ?ときいて、まさかあのアキノさんの息子?と思って調べたら、やはりそうだった。
奥さんのコラソン・アキノ大統領は、比較的最近まで日本の報道にも出てきたから知っていた。
しかし、その息子さんがこんなおっちゃんになっていたのか。
でも、考えたら当たり前か。
自分のつるつる頭を考えれば。
この方のお父さんは、世界中が見守る中で暗殺された。
とくに日本では、日本のカメラマンと一緒だったから、暗殺の瞬間は撮影できなくとも、その銃声は即伝えられた気がする。
遠いような、昨日のような記憶がある。
私が、初めて海外生活を送ったばかりのころではなかろうか。
どこで見たのかは記憶から消えてしまっているが、その光景や驚きはよく覚えている。
暗殺は、ある意味予想されていたものだった。
これがきっかけで、フィリピンに革命が起こり、やがて残された奥さんが大統領になる。
さらに、後日クーデターで現大統領も命の危機に遭遇したが、とりあえず負傷しただけで、生き延びられた。
(ガードマン3人死亡、自身も5発受弾、うち1発はまだ首に残っている)
お花畑の現在の日本では考えられないが、すごい世界をかいくぐってきた大統領だ。
だから、中国に対しても歯に衣を着せない。
残念ながら、日本の政治家にはここまで目一杯中国に文句を言える人はいない。
それは、マスコミや小遣い稼ぎコメンテーターやインチキ専門家、うわべだけの人権家も同様だ。
中国や北朝鮮の階級差別、非人間的な行為、あるいは韓国の非民主的行為や嘘にはほとんど触れない。
朝日新聞のように、大躍進政策や文化大革命といった大量殺人を肯定したり、持ち上げたりする新聞社まである。
人種差別反対とか言っておきながら、中国や北朝鮮、韓国などの国々の大虐殺はかまわないらしい。
また、動物愛護と言いながら、こうした国々の動物虐待は見えないらしい。
それでいて、○○を殺せとか、なんとか打倒とか、危ないことを平気で言っている。
頭大丈夫?
と言いたい方々が多い。
もちろん、自己矛盾を理解できない病気ならば仕方がないが。