地理に興味がある人ならば常識の部類になるのだろうが、東京に関してあまり知られていないかもしれないことがある。
それは、東京が日本最大の海洋自治体だということだ。
いや、日本だけではない。
東京は、世界屈指の海洋都市なのである。
東京都が持つ排他的経済水域は、なんと中華人民共和国全体が持つ面積を上回る。
おそらく、勝手に自国領だと言っている南シナ海付近を入れても、まだ東京都のほうが広いだろう。
中華人民共和国としては、何としても海が欲しい。
だから、フィリピン沖に軍事施設を作ってしまう。
ただ、日本やフィリピンが本気になったら怖いから、そのうちうやむやになる可能性もある。
実際、アメリカに見つかってしまった武器はすぐに隠してしまったようだ。
まるで、いたずらを見つかってしまった駄々っ子である。