【古いメモ】シュメール文字と漢字 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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もう10年くらい前の話だ。

エジプトの言葉に興味を持ったことがある。




世界遺産というものをユネスコが作るきっかけとなったものに、エジプトのアブシンベル宮殿がある。

このアブシンベル宮殿を作ったのが、エジプト史上最大にして最長寿、建築王とも言われる、あるいは場合によってはモーゼの義兄弟であり敵同士とされてしまったラムセスⅡ世だ。

このラムセスⅡ世を描いた小説が面白く、その文字を実際に読んでみたくなった。


そうこうしているうちに、エジプトの兄貴分、いや先輩的な文明地としてウルという名前が出てきた。



これが、私のシュメール語との出会いだった。


シュメールは、今のイラク南部あたりにあった世界最初の都市国家だ。

が、4000年位前に、突如姿を消してしまった。


これを引き継いだのが、日本ではメソポタミア文明として覚えさせられるハンムラビ法典や、バビロンの塔を作った人たちだ。

このバビロン人やアッカド人もシュメール人の使っていた文字を使ったが、同じ民族ではない。

バビロン人やアッカド人は、現在の中東人と同じような言語を話す民族だったが、シュメール人は明らかに違う。


言語だけみると、トルコ、ウイグル、モンゴル、満州。日本語など、小アジアから中央アジア北部ならびに日本列島に住む民族に近い言語だ。


シュメール語は中国語とは全く異なっているが、文字は似たものがある。


これは当然のことで、エジプトの古代文字もシュメール文字も漢字も、もともとは象形文字だからだ。


とにかく古い話だが、昨日そんな話になったので、昔のノートを開いてみた。


手書きメモでしかなく、読めなくなっている部分もある。


が、同じ象形文字ということで、シュメール文字の発展文字である楔形文字と漢字は、縦横をひっくり返したりすると、結構似ているものがあった。



★何分古いメモです。

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そうした点の、ご指摘をお願いします。





楔形文字と漢字の類似例






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