訂正あり【隣国状況推理】なぜ朴さんは大統領なのか | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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幸か不幸か、私は子供のころから相手が社会的地位が高いからとか言ってへんにへりくだったり、委縮した記憶はい。


子どもならいざ知らず、日本に住む社会人としては失格だろう。

どうもこの性格はほとんど改善できないらしく、今でも相手が社会的に【偉い】と言われる方にも、その社会的地位だけではあまり価値を認めることができないでいる。

そういう意味では、いまだに尻が青いのである。


ただ、昭和天皇や今上天皇は、とんでもなく尊敬している。

それは天皇という地位にではなく、その伝わってくるお人柄の大きさ、ひれ伏すほか無いようなそのお仕事内容、判断などから感じるものだ。


そんな世間知らずの私だから、生まれがどうの、家がどうのというのはよく理解できない。

中には、それだけでものごとを見てしまう方もいるやに感じる。


その極端な例が、お隣韓国であろう。


韓国には、いまだに公的な場面、たとえば国会議員選挙などにおいても、こうした出自がもっとも関心を集め、有権者の投票先を左右していると言っても過言ではないだろう。


こうした状況は、私には理解の外にある。

しかしながら、この存在と意味を理解しなければ韓国の今を理解できない気がする。

そこで、ここからはそうした思いを想像するしかない。


前述したように、社会的地位や出自だけでの畏怖は感じない性格だから、この後書くことは妄想でしかない。

かなりの過ち、誤解もあるだろう。

が、とりあえず自分の理解できる、想像できる範囲で、韓国朴大統領誕生に迫ってみたいと思う。



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韓国は、魏などの記録から考えるに、1500~2000年前の建国当初から独立国になった経験はない。

それは現在も同じだ。

自国軍は存在するが、その対外的な指揮権は米国に委ねられている。

20世紀前後にごく短い期間あった大韓帝国にしろ、その政治の裏にはロシアや日本が隠れていた。

それ以前は、清、明、元、宋、唐、隋、・・・・・・・・・などの属国、または領地の一部であった。

国名さえ、宗主国の命令で変えたりもしていたし、王もまた承認を得て王を名のれた。



こうしたことを、朴大統領(現在の朴大統領の父親の大統領;日本名高木氏)は、恥ずべき、また消し去るべき歴史と嘆いたりもしている。

少しだけでも半島の歴史を学べば、半島の歴史の大半は自国民同士の血で血を洗う戦いと、ひどい人種差別の歴史だったことが分かる。、

これは、戦後も同じだ。

日本ではほとんど教えていないが、戦後でさえ100万人前後の、世界史に残るような自国民虐殺をしている。

それを逃れて多くが日本に密入国してきたわけだが、いつの間にかこれが戦前戦中に強制的に日本に連れてこられたという話に変わってしまった。

日本政府は、戦争が終わってから本国に帰りたい人は半島に送っている。

が、こうした歴史は、語られないでいる。



話がわき道にそれてしまった。



朴氏の話に戻ろう。



朴クネさんが大統領になることは、ある意味生まれた時から決まっていた道だったろう。





朴氏の父親の本貫(韓国で最も重要視されると思われる出身地と先祖などをあらわすもの)は、高霊朴氏だ。

これは、新羅王に連なる家系である。


私にはよく理解できないが、韓国ではこうしたことが極めて重要のようだ。

朴クネさんの父親が大統領になれたことや、祖父が科挙試験を受けられる権利を有し合格できたことも、こうした新羅王朝との関係があるかもしれない。







また、こんな考えもしてみた。


朴家は、北朝鮮でも韓国でも実話とされ義務教育で教えられる建国の父・檀君(1500年くらい国を統治し、2000歳くらいでなくなった)にも深く関わる家柄だ。


記憶が明確ではないが、檀君に続いて半島を統治することとなった家柄のひとつに朴氏がある。


韓国は苗字の種類が日本と比べて少ないが、これは家や族を守るために新しい苗字を制限したことによるものだろう。

李氏朝鮮などはこれによって、国民を人間と人間でない者に明確に分け、まだ人間でない人たちは奴隷にさえなれぬ存在だった。


だから、この人たちを殺しても罪にはならなかった。

こうした長く悲惨な人間差別の歴史の中で、国を支配する者は限られた出自の家に限られていった。


日本では親の七光りとか、地盤看板を継いだ二世議員などと揶揄されたりするが、こうしたことは韓国とは比較にならない。

日本でも江戸時代までは相当明確な身分制度があり、終戦までそれは続いたが、これを韓国と同じだと考える見方は誤りだろう。


日本では、芸術家は身分に関係なく尊敬されたし、一部の商人は武士よりはるかに権勢を誇っていた。


が、韓国ではこのようなことはあり得ない。

商人や技術者が貴族である両班には泥棒されても、殺されても大ぴらに反論できない。


もしするなら、命がけだ。


また、人間ではないとされてしまった人たちは、挨拶や歩く姿がまずいだけで殺されてもいたようだ。

もちろん、人間ではないから殺したものが罪人になることはない。



そうした社会が長らくあり、この本貫という身分制度・出身地差別は国民の中に絶対的なもの、命を守るために最低必要なものとなっていったのであろう。




そんなわけで、現在でもこの本貫第一主義は生きており、韓国の議員選の際にも。当然のように祖先・家柄を現す本貫が公示されている。


また、日本のWikipediaのようなものでさえ、韓国人の多くの場合は本貫を明記している。


朴クネ大統領の父は高霊朴氏、母は多分金海金氏。

★訂正;金海金氏は朴大統領の最初の妻。

      朴クネ氏の実母(父親同様暗殺された)は陸氏。


いずれも旧王家や、神話上の神につながる家系だ。


ということで、朴大統領は生まれるべくして生まれた存在だ。






記憶が定かではないが、韓国において特定本貫を持つ、金、昔、黄、朴、盧、王、李氏などは、王あるいは大統領になる資格ある苗字である。

実際に、韓国の歴代大統領の多くがこの苗字である。


こうした、明確な差別が今なお生きている。









★蛇足

韓国の国民が英雄と教えられている安重根氏は、一般庶民をいたぶっていた両班階級だ。

こうしたことを知らされずに、最近大量発生した自分は両班家という妄想を信じて熱狂している韓国の多くの民は不幸である。


なお、北朝鮮には自分が両班出身だという人はほとんどいないらしい。

これもまた、自分の身を守るためであろう。