中国中央テレビ(CCTV)を代表する司会者が、私的な会食の際に毛批判をして停職となったらしい。
これは不思議なニュースだ。
若い方ならさておき、この司会者は私よりは若いようだが、還暦近い。
そのような年の方が、私的であろうが家族だけであろうが、国内で毛批判をするものだろうか。
私のような外国人でさえ、あの国にいるときは控える話だ。
この年齢ならば、また現在の政情ならば、どういう結果になるかはわかっていたはず。
あの鄧小平でさえ、批判対象は四人組までにしていたのではなかろうか。
かの国には、障子や壁がなくても目や耳がある。
還暦近い方で生き残っている方が、それを知らないはずはない。
不思議なニュースだ。
そういえばAIIBはオープンと言っておきながら、香港と台湾は参入を拒否しているらしい。
だいたい、借金があるところが銀行屋を始めていいのだろうか。
イギリス、フランス、ドイツ、ロシアには関係ない土地なのに、なぜ参入を表明しているのか。
このあたりは、じっくり考えないと日本が馬鹿をみる。
AIIBにとって、日本円は大きな魅力であろう。
日本のことを考えて参入を勧誘するほど、外交はお人よしではないだろう。
中国・・・・・・対ドル経済圏確立と領土拡大
ドイツ・・・・・ワーゲンと青島ビール、天津
フランス・・・ジンジャンHTL絡み、広東全般、装飾関係
イギリス・・・上海、深圳絡みほか多数、移民問題
ロシア・・・・・ルーブルと石油、天然ガス価格、北朝鮮絡み、ロシア復興
その他、東南アジア各国
・・・・・・中華文化経済圏勢力+アジア開発銀行より金の出入りが安易
あたりかなあ。
話がそれたが、今回のCCTVアナウンサー停職話は奇妙すぎる。
そんなところかな。