上の文字は、スバアと読んで星を意味する約3,000年前のエジプト文字(ヒエログリフ)です。
ところで、星といったら今年の公立入試にも出たところがあるのではないでしょうか。
1,000年位前に、少し生意気なお嬢さんが言ってますよね。
星はすばる。
はい。
スバアから変化した音であるスバルです。
じゃあ、「星はすばる」の後に、どんな言葉が省略されているでしょうか。
その通り。
素晴らしいです。
つまり、スバラしいでしょう。
では、どんな風に素晴らしいのでしょうか。
それは、ツブラな瞳のような輝きではないでしょうか。
スバアがツブラに変化したように、スの音は容易にツの音に変化します。
米粒のツブもまた、星を意味するスバアの派生語です。
星のように、小さなものを意味する言葉へと変化したのでしょう。
また、ツバラ、ツブラカとは、細かいことや小さく丸いことを意味する古語です。
現代語にも残るツブサなどと同様、やはりスバアの派生語かもしれません。