【戦後中国の歴史】その1;中共誕生とチベット・ウイグル略奪まで+沖縄考 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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注意;ここで言う中国とは、三権の上に共産党がある中華人民共和国という、新しい国を意味します。



昨日の記事に一部驚かれた方もいらっしゃるように、戦後の歴史に関しては、国内はおぼろげながらにも教えられても、近隣の国々に関しては全くと言ってよいほど教えられていない場合があります。


このような状況では、同じ歴史認識が持てるはずがありません。


そこで、お互いに共通した歴史観を持てるように、あと少し詳しく見ていってみましょう。



まずは、中華人民共和国の誕生から、大躍進政策の失敗でうん千万人が餓死する直前まで。


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★★★1945年8月 日本がのポツダム宣言受諾直後


中華民国が、連合国(勝利側)の一員となる。

この中華民国とは現在の中華人民共和国ではない。

その中心は、現在は台湾に追い出された。つまり、日本と戦った中国というのは中華人民共和国ではない。

 この後、支那地方は国民軍(中華民国軍)と共産党軍(現在の中華人民共和国共産党軍) との戦いとなる。つまり、国内戦争が激化する。


最終的に中華民国は大陸から追い出され、残ったのは中華人民共和国共産党である。

これが、現在日本では中国と呼んでいる国だ。

中華人民共和国は、三権が分立しているが、その上に共産党がある。

つまり、共産党が最も権威があり、裁判所も警察も、もちろん報道も、これに逆らうことはできない。





日本が主に戦ったのは、中華人民共和国ではなく、中華民国

このあたりを勘違いしている人が多い。






1946年2月 通化事件

戦後なのに、中国共産党軍並びに朝鮮人民義勇軍により日本人が大量虐殺される。

ひどい殺され方をしています。


通州事件や、フォンニー・フォンニャット事件と比べればまだ猟奇殺人とは言えないかもしれませんが、日本人の感覚では人間のすることではありません。


★これに関する画像は制限がかかっているようで、抽出できませんでした。







★★★1948年~1951年  チベット侵略


中国共産党軍がチベットに侵攻。

後期、チベット・ラサ政府は国際連合に訴えたが、国際連合は朝鮮戦争にかかりきりで無視される。

結果的に、チベットは中華人民共和国に略奪されてしまう。




チベットやウイグルでは、民族浄化という名前の民族を抹殺する作業が進んでいると言われています。

確かに、漢民族化を奨励する経済的支援や、逆にチベット族を差別することがあるであろうことは、時々インターネットに現れました。

ただし、最近は取り締まりが激しいようで、ほとんど見られません。


沖縄が独立でもしたなら、チベットやウイグル同様侵略を受け、民族を滅ぼされる恐れさえあると私は考えています。

これは空想ではなく、過去の事実に基づく推測であり、けして杞憂ではないと思っています。









★★★1949年ウイグル侵略

以前からすきを窺っていたウイグルに侵攻して、略奪。

自国領とする。



どう見たって、ウイグルやチベットは漢民族の土地ではありません。


第二次世界大戦後は、世界は主に民族単位での国造りが主流となり、アジアやアフリカの植民地が消え、おおまかには民族に従って独立していきました。


ところが、支那地方、現在日本では中国と呼んでいる地方では全く逆で、他民族を侵略して自国にする動きとなっています。

現在日本で中国と呼んでいる場所には、非常にラフな分け方だけでも50の民族がいるようです。


特に、チベット・ウイグル・内モンゴル・チワンなどの地区には、まだ漢民族より従来の民族の方が多いと思われます。





さて、次回は世界史上空前絶後の餓死者を出した、大躍進政策予定です。

昔はNHKなどでも放映していました。


最近は控えているのかな?





しかしなあ。

沖縄から米軍撤退や、独立を叫ぶ方々。


こうした事実を知っているのやら。


平和な場所に侵略しないは、赤ちゃんの考え。


チベットやウイグルの事実を知ってください。


武力のないところへを、平気で襲うものもいるのです。


沖縄の平和や独立を願う心は、私も賛成です。


しかし、へんに兵力を無くしたり独立すると、沖縄が消えることになりかねません。


そうしたことを知ったうえで、独立とか言っていらっしゃるのやら。

非常に疑問です。


抵抗しない国には武力を使わないは、お子ちゃま考え。

平和な日本だけで通用する常識であり、海外では全く通用しません。


とにかく、チベットやウイグル、チワン自治区あたりのことを、自分で調べることをお勧めします。


あるいは、次回に掲載予定の大躍進政策や文化大革命に関しても。

最近は、YouTubeなどでも一部閲覧ができるようになりました。


大躍進政策や文化大革命の動画を見て、それでも沖縄は独立すべきとか、軍備を無くせとかお考えでしたなら、私には全く理解できないお方かもしれません。


沖縄の方々に負担をかけている。

それは理解、納得します。


しかし、あそこから兵力を無くすと、略奪され、海には数百年、数千年にわたってサンゴが見られなくなると思いますよ。

いや、ほとんどの海洋生物が死滅する恐れもあります。

さらに、住民が消えてしまう恐れさえあります。


過去の歴史から考えると、私はそう思っています。


とにかく、優しい日本人の考えは世界で通用しません。

特に、防衛は。


日本人の左翼とか言われる方々は、そうした優しい典型的な日本人なのでしょう。

ですから、あまりにむごい考えができないのかもしれません。


私の場合は、30代までそうでした。


今まで書いたようなことを言う大先輩を、差別をする人だと軽蔑さえしたことがあります。


が、最近、少しづつわかってきました。