パラオが世界屈指の親日国であることは、一部にはよく知られていることだ。
同時に、敵国アメリカの司令官にさえ尊敬される場所でもあった。しかしながら、いわゆる左翼教育でこのあたりの歴史が改変され、別の小説ができていたりする。
さて、では一部には知られている事実や伝説的英雄話などを挙げてみよう。
なおこれは、戦争を賛美するものではありません。
全く逆です。
現在の中国や韓国との冷戦状態を導いたいわゆる左翼のような、あえて反目させる汚いやり方を非難するものではありますがね。
★アメリカ元帥も尊敬
日本軍がこの島を守るために、いかに戦ったか。
これに関しては、敵国アメリカの太平洋艦隊司令官、及び連合国中部太平洋陸海空3軍最高司令官であり、後にアメリカ軍元帥となったチェスター・ニミッツをして、勇敢な日本軍のための詩を作らせている。
アメリカの戦艦には歴代の著名な大統領名を付けるのが暗黙の了解だが、アメリカ最大空母にはニミッツの名前を付けられているほど、彼はアメリカ史上最も偉大な司令官だ。
また、ニミッツは自他ともに認める東郷平八郎の熱烈なファンであると同時に、戦後に荒廃した東郷神社や戦艦『三笠』の保護に尽力している。
さらに、イギリス騎士団最高勲章にあたるバス勲章・ナイトグランドクロス、及びフランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章も受賞している。
これほどの偉大な司令官だが、日本の義務教育には、その名前が出てきた記憶がない。
なぜか?日本が好きだから、反日勢力には都合が悪いからではなかろうか。
★ パラオに伝わる日本兵士秘話
太平洋戦争において、パラオ民間人の犠牲者はないとされている。
硫黄島などと並ぶ激戦の地でありながら、これは奇跡的なことだ。
が、これにはこんな感動的な伝説が残っているらしい。
太平洋戦争も末期。
日本の不利が明瞭になり、パラオにも近々アメリカの艦隊がやってくることが予想された。
そこで村の者たちが、日本人と一緒に戦いたいと進言した。
と、パラオを守っていた軍人から「お前らのような土人を日本帝国軍人にできるか!」と叱られ、むしろ島から出て行くよう命じられた。
村人は日本人との友情は形だけだったのかと、落胆して船に乗り込んだ。
船が港を出る矢先。
日本軍兵士たちが一斉に浜辺に出てきて、村人たちに何度も何度も手を振ってくれている。
軍港でもあったこの村は、後にアメリカ軍から艦砲射撃を受けて壊滅した。
後に村人たちは、日本人がわざと自分たちに冷たい言葉を吐き、実は自分たちを救ってくれたことを知った。
この話は、涙なくして語れない。
いい、話である。
なお、パラオでの地元民との生暖かい関係は、中島敦の作品などを読めば行間から伝わるものがある。
中島敦も義務教育では『山月記』の作者であることは教え、その類いまれな表現力を誉めることはあっても、パラオの生暖かい作品に触れたりはしないだろう。
とにかく戦後教育は、GHQプログラムにのっとって、アメリカの指示に従った一見反米組織(マスコミ、社会党、教育機関他多数)などにより、徹底的に日本と日本人を貶める教育に徹した。
このあたりが、安倍首相のいう戦後レジームからの脱却だろう。
安倍首相の政策は、国民生活や経済、農業で異なることも多いが、この戦後レジームからの脱却は、大賛成だ。
なお、一部の方々もおっしゃっているが、安倍首相はむしろ左翼的でしょうね。
私には、社民党あたりのが、危険で嘘つきの右翼に見えてしまう。
まあ、このあたりは考え方・見方の違いかな。
話が飛んでしまった。
パラオに話を戻すと、世界では特定の2、3国を除けば、日本や日本人を極端に嫌っている国はない。
いやむしろ、東南アジアなどでは好意的だ。
また、日本が右翼化しているなど寝言を言っているのも、その2か国と国内の一部くらいだろう。