調べたいことがあり、図書館に来た。
残念ながら、目的の書物はなかった。
そこで、お隣さんちを覗き見してみた。
これはその印象である。
★前衛・・・・・・日本共産党系月刊誌だと思う
さすがに日本共産党。つくりがこの3誌の中では頭3つ抜けている。
構成や写真の配置、文字ポイントなど、非常にうまい。
ただし、中身はどうか知らない。
日中戦争記事があったので、サラリ読んでみた。
教科書通りの、盧溝橋事件がきっかけとしてあり、日本軍の横暴が中心に座っている。
日中戦争に突入するもっとも大きな原因と思われる、通州における日本民間人などへの強姦・猟奇的大虐殺に関しては、1行たりとも触れていない。
この文書を読むと、日本軍の悪さが際立ち、日本共産党の目標であろう日本人から自尊心や自信を奪うのには十分な内容となっている。
★社会民主・・・・・社民党系月刊誌だと思う
これは、雑誌編集や構成にはあまり慣れていないのだろう。
前衛を見てしまうと、いろんな面でのマイナスが目立つ。
とにかく、1ページ目を開いただけでお腹一杯になってしまう。
あとは、あまり読む気がしなくなる。
また、時系列の活動表があるのはいいが、雑誌の中ほどに組み入れており、バランス的にどうなのだろうか。
トップの意向もあるのだろうが、こうしたものは後ろに配置したほうがわかりやすいと私は感じた。
なお基本的なところでは、文字ポイントの不統一や縦横比アンバランスが気になった。
空白の使い方も下手である。
★公明・・・・・・公明か学会誌だろう
なんと表現したらいいだろうか。
金太郎飴のような雑誌である。
つまり、見開きと末尾以外は、どのページをめくっても同じように見えてしまう。
先の社民がバラバラ感があるのに対し、こちらは統一されすぎていてかえって不自然に感じた。
こんなだから、まったく読む気がおきなかった。
空白の使い方が、社民同様下手である。
ということで、普段は見たこともない雑誌を覗いてみた印象を綴ってみた。