【雑感】年末特集番組を見て | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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橋本元首相の弟さんが司会をしている番組(確かテレビ朝日だったと思う)で、2014年50大ニュースみたいものを、半分耳で流し聴きしていた。




と、40番目くらいだったと思うが、中国の広東あたりにいる不正摘発爺さんのことが話題になっていた。




これは実に日本の報道らしい。




あれは中国共産党主導のヤラセ」に近いものであることは、中国共産党の動きを知っている方々なら。あるいはあちらに住んだことがある方なら常識ではなかろうか。




どうだ、中国もこんなにオープンなんだぞという、共産党主導の演劇のようなものである。


大多数の党員ではない被差別民不満のガス抜きであろうことは、多少あちらに知識と経験のある方なら考えているだろう。






中国共産党は、それほどおおらかではない。


たとえノーベル賞学者でも、党に逆らう者は容赦しないだろう。




ちなみに、党員と党員外、並びに財閥と庶民では、日本では想像できないような差別がある。




少し昔の話になるが、これは私の経験談として書いておくと、こんなことがあった。




偉い先生と汽車に乗ろうとした。


と、私たちを乗せた車は、駅のプラットホームまで乗り入れ、乗降口前で止まった。


これには驚きました。




もっと驚いたのはクリスマス。




当時の上海には、日本人は100人とか200人とかしかいませんでした。


また、飲み屋では一切女性の労働は禁止でした。




で、会員制らしいクリスマスの夜。




うひゃーでした。


さすが中国、10億の民。


美人がいるなあと。




1時間で、平均的労働者の月給が飛ぶ値段の舞踏会。




あれは、日本人でもそう多くは知らないはず。




また、こんなこともあった。




ドライバーが老人を引っかけてしまったのです。


私はすぐに止まれと言いました。


が、工場長より階級の高かったドライバーは、その老女を怒鳴りつけてそのまま走行を続けました。


動いていたら戻って動かなくなるようにしろ、という話が現実味を帯びてきた瞬間でした。




食に関しては机の脚以外は食べ物との話もありますが、確かに似たところはあると思います。


が、アメブロにふさわしくない表現となりますので、ここでは割愛します。




とにかく、あの国で報道されるのは表面的なこと、党の方針に従ったものだけと考えていいと思います。




ですから、ウイグルやチベットの話やチワン自治区の話は日本に流れてきませんし、日本のマスコミも万が一海外の報道があっても、日本国内には流しません。




これは韓国軍慰安婦や大虐殺報道など、韓国に関する報道も同様です。




日本のマスコミのかなりの勢力が日本以外でしょうから、これは仕方がないのかもしれません。




でも、いまだに田舎では、NHKに代表されるようにマスコミ報道は神様級です。