【砂漠の洪水】モロッコ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

今は外。
店内のテレビでモロッコの洪水のニュースを流している。
が、そのすぐ近く、カーボベルデの噴火の報道はなかったと思う。

コスタリカやアラスカの噴火の報道もしないから、日本ではなんらかの自主規制でもあるのだろうか。
ルーマニアやフランスの地震も規模は小さいが、現地の呟きはすごい。滅多に地震を感じないところだからだろう。
また、オレゴン沖の地震もあやしい場所ゆえ、かなりの呟きが見られた。


モロッコに話を戻そう。
先週あたり北アフリカの大きさ紹介をしたが、モロッコは確か日本の1.2倍くらいの国だったと思う。実際にはお隣の西アフリカあたりも支配しているから、実効支配地域は日本の2倍以上だ。

モロッコは、地中海沿岸と山岳部を除けばほとんど砂漠かステップだろうから、あまり洪水のイメージはわかないかも知れない。が、砂漠には意外に洪水が多く、砂漠での溺死は珍しいことではない。

旧約にあるノアの方舟伝説は、メソポタミアのチグリス・ユーフラテスの洪水で消えた世界最初の都市国家ウルの伝承だとする説もある。

また、メソポタミアにしろエジプトにしろ、あるいはウイグルあたりにしろ、洪水が豊穣を約束してくれていた。それゆえ古代文明の発達した地域には、この洪水を占う神官が力を持つことになっていく。
日本の気象庁も同じだが、天文や気象は占い師の専門分野だった。



また、話が飛んだ。

モロッコのイメージを羅列して終わろう。

アトラス
ジブラルタル
ヘラクレス
メドゥーサ
カサブランカ
ハンフリー・ボガード
イングリッド・バーグマン
昨日?
そんな昔のことは忘れた。
明日?
そんな先のことはわからねえ。

カルーセル・マキ