ダウラギリ
名前を聞いたことがない人が多いかも知れないが、山好きにはよく知られている恐怖の山。
一部データでは、死亡率が2割近く世界で6番目に遭難率の高い山だ。
また、南壁は世界屈指の難所で、南壁アタックに成功した人はいるようだが、南壁からの登頂を果たした人はいないようだ。
日本を代表する世界的女性登山家の河野千鶴子も、登頂を諦めて引き返す途中で凍死している。
ダウラギリとはモンブランと同じ意味で、サンスクリット語では白い山、つまり日本なら白山という意味。
また、19世紀中頃までは、このダウラギリが世界一高い山と信じられていた。
ずいぶん昔。まだ私がひねくれ者になる前のことだ。
母への年賀状に、このダルラギリが真っ赤に焼ける朝日か夕日を撮影した写真が貼られていた。
あれは何だったのだろうか。
誰からの年賀状かは全く覚えていないが、その写真に魅入ったことはよく覚えている。
★データ
ダウラギリ 標高8,167m(世界6位)
ネパール
世界的難所である、南壁からの登頂者はなし
一部データでは、遭難死亡率18%(世界6位)