【小説】かなり実話に近そうな笑い話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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Uは邪魔です。私たちは世界一の軍隊を持っています。出て行ってください。
(翌年)


じゃあ、帰る準備ができたから、来年中には引き払うよ。


えっ!
ちょ、ちょ、ちょっと待ってください。


なんだよ。お前さんが出て行けって言ったんだぜ。

いやあ、そのう。あとちょっと待ってくださいよ。冷たいなあ。


自分から出て行け言ってて、そりゃないだろ。


いや、我が軍は世界一ですが、やはり友好の絆は保つべきかと。
あと、3年だけいてくださいな。蜂蜜パンもご用意しますから。


3年だけだぞ。金も出さないんだから。もう面倒見きれない。

(2年後)


さて、じゃあ来年出て行くから。


えっ、えっ!
まだ、たった2年だけですよ。来年出て行くなんて、そんな殺生なあ。


おいおい。
お前さんが3年って言ったんだぜ。忘れたのか?


なんと。前の担当者はそんなことを。しっかり叱っておきます。
ですから、友好と世界平和のために、あと10年いてください。


あのなあ。金も出さない。自分は世界一強い。出て行け。
それでも、3年伸ばしてくれって泣きつく。
さらに今度は10年だあ?

今夜は、花もいろいろ取り揃えております。
なんとかご機嫌を直してください。










いつまで経っても、一人歩きできないやっちゃな。
口は達者だけど。

それより、スキー場とボブスレーどうすんだ?