新たにエボラ出血熱患者が発見されたとの報道があった、マリ共和国の基本情報です。
アフリカ西部の国
面積;124万k㎡ (日本の約3.4倍)
人口;約1,600万人(日本の約8分の1)
最貧国のひとつ(1人当たり年間GDP1,100ドル=約10万円程度)
1960年 フランスから独立
4世紀ごろにガーナ王国が興り11世紀ごろまでは、北の塩・南の金と象牙の交易国として栄えた。
その後多々の民族紛争を経て、13世紀には国名のもとになったマリ帝国が繁栄する。
しかし、帝国が崩壊した15世紀末からは多くの民族国家が乱立して、19世紀末には全体がフランスの植民地となった。
1960年にフランスから独立。
日本の外務省の安全情報では、実質戦闘中の北部を中心に、ほぼ全土最高危険度(退避勧告)に指定されている。
国土の3割はサハラ砂漠。
残りも大部分が乾燥地帯であり、南部の一部を除いて自然環境での農業はできない。
だから、国土は日本の3倍以上あるが、人間が住むのに適した場所は日本より狭いと言えるかもしれない。
ただし、金やウランなどの鉱物資源には富んでいる。
