桜島
世界有数の活火山で、今日現在で、今年だけでも大小400回近い噴火をしている。
過去には、麓の村を廃墟にしてしまう大噴火が何度もあるが、特に有名なものは1914年の大正大噴火だろう。
この時はそれまで島だった桜島が、大隅半島につながってしまった。
また、この時の降灰は、東北まで及んだらしい。
これほどの火山だが、誕生したのはごく最近のようだ。
海上に顔を出してから、わずか2万6000年位しか経っていないらしい。
ただし、その前に鹿児島湾を吹き飛ばすような大噴火をした山があり、その後にできた子供が桜島火山のようだ。
この鹿児島湾を吹き飛ばした時の火山灰は、関東地方でも10cmの地層を作っているらしい。
邪馬台国の比定地を鹿児島とする説があるが、通称・魏志倭人伝にこれほどの火山を記述していないことから、邪馬台国・鹿児島説は説得力がない。
ただし、それよりもはるか昔。1万年とか2万年くらい昔は、世界有数の文化の中心であった可能性もある。
この界隈で、非常に古い時代から土器文化が発達していたらしい、という話を聞いたことがある。
★データ
桜島 標高 1,117m程度 世界有数の活火山
日本・鹿児島
桜島の前にあった火山噴火で、世界有数の姶良カルデラ(現在は鹿児島湾の一部)を形成
今年の年間合計噴火回数は、おそらく500回程度(私の予測)
★今後このシリーズは、午前6時、午後6j時に更新予定です。
たぶん時々抜けたりしますが。