グーグル百名山シリーズは、グーグルマップだけでは山の美しさ、神秘性が分かりにくいと考え、アララト、カイラスについてもWikipedia画像を追加貼り付けしました。
ぜひ、ご覧ください。
山好きな方ではなくとも、美しさにうっとりするかもしれません。
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シナイ山。
この山は、欧米や中東では、アララト山やカイラス山以上に知られている山かもしれない。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では大預言者(注;予言者ではない。欧米や中東の宗教では予言はしてはいけないはず。あくまでも預言=神の言葉を伝える者しかいないはず。予言などしたら最近までは魔女や悪魔として処刑された)モーゼ(ヘブライ語ではモシャに近い音で、モシャとは拾い上げられたとかいう意味。日本語の猛者→武者にも似ている。なお、武士世界では、子供を一度捨ててから拾い上げるという儀式があったし、拾った子は丈夫に育つという言い伝えもあった。秀吉の子ということになっているお拾もその一例)が神から十戒を得た山である。
余談だが、旧約聖書に出てくるシナイ山が、本当にこの山かどうかはわからない。
ただし、この山がシナイ山と信じられている。
殺人を犯して逃亡していたモーゼが、一時隠れていた地域にも近い。
また、ムハマンド(日本ではモハメットが一般的?)が、一時隠れていた場所でもある。
この山があるシナイ半島は非常に複雑な歴史があり、現在はエジプトの領地だが、いつ別の国の土地になるかわからない。次に領地とする国の予想はつくが。
★データ
シナイ山(ホレブ山、カテリナ山); 標高2,285m
エジプト シナイ半島南部
麓に聖カテリナ修道院(世界遺産)
★蛇足
車にナビ(ナビゲーター)というシステムがあるが、これはモーゼにも深くかかわる言葉である。
ホレブ山のホとは、日本語のホ(火)と同音同義語である。
モーゼが十戒を得た神YHWHは、日本語の八幡(神)に近い音である。
十戒内容は、日本の中に生きる不文律に近い。
ユダヤ教は、メソポタミアの古来宗教とエジプトのアメンホテプ4世の行ったアマルナ宗教改革が融合され生み出されたと私は考えている。

★シナイ山付近
神話の宝庫である。
同時に、有史来止むことのない戦争の場でもある。
この地域を描いた主な映画
『十戒』・・・・・・チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー)
『クレオパトラ』・・・・・・エリザベス・テーラー
『アラビアのロレンス』・・・・・ピーター・オトゥール
『アレクサンドリア』・・・・・レイチェル・ワイズ
他、多数
シナイ山山頂付近にある、エジプト軍の軍備施設と思われるもの(1辺約10m)