こんな話があるとしよう。
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ある町で大きな火災があった。
こういう場合、町長は他のことは切り上げて、すぐに町役場地下にある、緊急対策室に入らなければならないとしよう。
ところが町長は、町役場の3Fにある町議会の顔役たちと懇談会をし、しばらくして地下の対策室に行ったとしよう。
これを知った元助役が、町長は何をしていたんだ、と叱咤したとしよう。
ところが、町長はこう答えた。
緊急対策室は町役場の中にある。
だから、私は大火災が起きたとの連絡を受けた時には、緊急対策室のあるところにいたのだ。いちゃもんをつけた元助役を名誉毀損で訴えると。
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これに似た話が、今進行中だ。
しかも、話の主人公は、自治体の長のような小さな話ではない。
前から記事にしているが、これ以上騒ぐのは恥ずかしい。
お隣では疑惑の7時間の話題で盛り上がっているが、まだマスコミでは取り上げていない、再臨界発言やら文書コピーと疑惑の2時間半の話まで叩かれる。
よせばいいのに。
墓穴を掘っていることさえ理解できないとは。
止めてくれるような、仲間がいないということなのだろう。
まあ、皆さんのインタビューを読めば、一目瞭然ではあったが。
この話には、さらにおもしろいことがある。
元町長さんは、緊急対策室のある場所を明かすのは機密を漏らすことだ。
元助役は、重大な町の秘密を世間にさらしたと苦情も言っている。
変だ。
元町長は、特定秘密など持ってはいけないというお考えではなかったのかな。
あるいは、私の記憶違いか。