【ある話】笑い話にもなりうるが、 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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こんな話があるとしよう。
…………………………

ある町で大きな火災があった。
こういう場合、町長は他のことは切り上げて、すぐに町役場地下にある、緊急対策室に入らなければならないとしよう。

ところが町長は、町役場の3Fにある町議会の顔役たちと懇談会をし、しばらくして地下の対策室に行ったとしよう。




これを知った元助役が、町長は何をしていたんだ、と叱咤したとしよう。

ところが、町長はこう答えた。

緊急対策室は町役場の中にある。

だから、私は大火災が起きたとの連絡を受けた時には、緊急対策室のあるところにいたのだ。いちゃもんをつけた元助役を名誉毀損で訴えると。



………………………

これに似た話が、今進行中だ。
しかも、話の主人公は、自治体の長のような小さな話ではない。


前から記事にしているが、これ以上騒ぐのは恥ずかしい。

お隣では疑惑の7時間の話題で盛り上がっているが、まだマスコミでは取り上げていない、再臨界発言やら文書コピーと疑惑の2時間半の話まで叩かれる。


よせばいいのに。

墓穴を掘っていることさえ理解できないとは。

止めてくれるような、仲間がいないということなのだろう。

まあ、皆さんのインタビューを読めば、一目瞭然ではあったが。


この話には、さらにおもしろいことがある。


元町長さんは、緊急対策室のある場所を明かすのは機密を漏らすことだ。

元助役は、重大な町の秘密を世間にさらしたと苦情も言っている。


変だ。

元町長は、特定秘密など持ってはいけないというお考えではなかったのかな。

あるいは、私の記憶違いか。