【擬態】隠さねばならないもの | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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一部マスコミが、中国批判に方向転換を強めていることは感じていらっしゃるだろうか。

一時は、零細企業のおっちゃん工場にまでも中国に行けば儲かりますよ的な、詐欺報道に近いことを流していた。そんな公共放送にしても、熱愛関係にあった一部自称インテリマスコミ紙にしても、あえて日中好感度調査を行いその結果を報道する。日本人は中国にいい印象は持っていないのだと。


これは、少し前までの報道姿勢と大きく異なっている。


その理由は擬態だろう。

擬態とは、子鳥が天敵などに襲われそうになったときに親鳥が傷ついているように見せかけ、天敵の目を雛からそらすような仕草だ。

つまり、何かを守るために目を違う方向に転じた報道をする。


触れられたくないものがある場合によく使う手が、芸能界スキャンダルだろう。

しかし、そのやり口がばれてきた。


だから、肉を切らせて骨を残す作戦に出たのであろう。


この骨は、雛ではなく自分自身かもしれないが。