下記のピンク、赤、青色の部分を面積順に並べてみよう。
ぱっと見たところでは、ピンクは赤(日本)の2~3倍。青(ペルー)は赤と大体同じ位に見えますよね。
でも、答えは下のグラフの如し。
ピンクは、赤の半分しかありません。
青は、赤の3.4倍もあります。
これには2つのマジックがあります。
ひとつは、メルカトル図法であり、緯度が高い(上端や下端に)方に行けばいくほど、実際よりも面積が大きくなることです。これは地球が丸いのを無理に四角い地図に表わすためです。
もうひとつは心理的なものです。
人間の目では、薄いピンクは実際よりも大きく(黄色ならばさらに効果は大きい)感じられ、青などは逆に小さく感じられてしまうというものです。詐欺にも使われそうですから、十分注意しましょう。
いや、詐欺ではなく一般広告にもこのトリックは使われていると思います。
実際の面積比