根拠も、できる限り正確を期したいと思います。
★携帯からの方は???になってしまう文字があると思われます。ごめんなさい。
★結構疲れる作業なので、少しづつ。
★ヘブライ語の意味は、紀元前の旧約聖書での意味であり、現在口語のものと多少違う場合があります。
★天児屋(あまのこやね)=中臣(現藤原)の祖先・神祇官
אמון כהונה
amen kehunna(アメン・ケフナ)=司祭・神祇官
日本の歴史は、この人の子孫を外しては語れない。
日本の表の顔が天皇ならば、裏の実力者が中臣家(後の藤原家)であることは、
日本の歴史を多少学んだ方ならば常識中の常識だろう。
現在まで続く日本の管理システムを完成させ、1500年近くにわたり日本の政治
あるいは金を動かす流れを作ったのは藤原不比等だが、その祖先とされている
神話上の人物または神が、天児屋である。
日本では、天之岩屋で御天照大神の引き出しに活躍したことになっている。
イスラエルでは、司祭はモーゼの兄アアロンの系譜ということになっている。
余談だが、ユダヤではモーゼ、イスラム教ではモーゼ、イエス、ムハマンド
などは「よげんしゃ」と呼ばれるが、これは予言者のことではない。
予言は神のなさることであり、人がそれをしてはならないしできない。
ユダヤ教やキリスト教、イスラム教で言う「よげんしゃ」とは預言者のことだ。
つまり、神からの言葉を伝えるものである。
司祭、紳祇官(禰宜)は神の言葉を伝えたり、人々の願いを神に伝える役目で
自ら予言などは行わない。それこそ不敬なことだからだ。
ところが、最近の日本ではもっぱら予言になっている。
上記の宗教においては、予言とは神のみが行え人間が行えるものではない。
これら預言業務並びに武力の中心は、古くは物部氏の専門分野であったが、
その部下レベルだった中臣氏が実力を得て物部氏と入れ替わった可能性が
高い。
この中臣氏系譜の支配は、おそらく現在も継続している。
いや、見方を変えると、日本人のかなりの割合が中臣氏系譜に組み入れられて
いるといってもよい。
代表的な苗字を挙げてみよう(ほんの一部の例)。
★藤系(代表」;藤原)佐藤、伊藤、斎藤、加藤、後藤、近藤、遠藤、工藤、安藤、内藤、須藤、武藤、
進藤、新藤、神藤、春藤
★北家系
近衛、鷹司、九条、一条、二条
★その他
伊東、相良、吉川、二階堂、春日、岡部、入江、船越、原、和田、矢野、山名、
沖、大山、川名、堀江、矢部、久野、橋爪、小出、長野、太田・・・・・・・等多数
ただし、この名字だからと言って中臣系とは言えません。
伊→伊東や、金→金田、朴→木下のような例も多いですし、明治以降は苗字を
自由に入手できましたから。
繰り返しますが、現在も過去も日本の政治や権力、金はだいたいこの天児屋の
系譜が握っており、日本で習う歴史は半分は天児屋の動かす日本を綴って
います。
でも、多くの方々は知らないかもしれませんね。
だから、凄いのです。
このシステムを作った藤原不比等は名前通り、世界の歴史に名を残す存在
でしょう。でも、あまり知られていません。
なんとも凄いことです。
同時に、それを1400年以上維持している日本人は、これまたすごい。
自然と人が、とびきり豊かだからでしょうね。