以下の文章は、とある人物の書いたものの一部抜粋である。
どなたかお分かりだろうか?
40代以上で、名前を知らない人はほとんどいないだろう。しかし、こうした文章はほとんど知らないだろう。
日本の義務教育を受けた人なら、名前だけなら、多分小学6年生でも半数くらいは知っている。
少なくとも、進学塾に通っていたら、ほぼ全員名前は知っているだろう。
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日本は米国の指導にもとづき武力を全面的に放棄した。それは一応は賢明であるというべきである。しかし、世界が全面的に武装を排除していないのに、一方的に武装をやめることは、泥棒がまだいるのに警察をやめるようなものである。
私は、戦争を根絶するには、欲心を取り払わねばならぬと思う。現に世界各国はいずれも自国の存立や、自衛権の確保を説いている。これはお互いに欲心を放棄していない証拠である。国家から欲心を除くということは、不可能のことである。されば世界より戦争を除くということは不可能である。結局、自滅に陥るのであるかもわからぬが、事実はこの通りである。それゆえ、第3次世界大戦は避けることができない。
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答えは後ほど。