【事実2】あんじやうぐん | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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かのとつくににはあんじやうぐん、わことばにてはあんじやうこんなるをのこあり。
かはわのしやうぐんをうちたるが、今はかのくにのえいやうとなりつる。

されど、かれのりやうばんたることは教へぬ。

かたはらいたし。

からくにびとのおほかたは、りやうばんのだれひにてみやうじさへなく、なさへ使ふあたはざるがありき。地などあるよしなし。

さあるをなくし、だれひにもみやうじをあたへ、禁忌たるなをはらひ、地をあたへしはたれなるぞ。

かかるありてりやうばんが腹たてたるはことはりなれど、だれひがわを嫌ふはまたもとのみやうじさへなきに戻りたきや。


あんじやうぐんはりやうばんなり。

ゆゑにわをにくむなり。

りやうばんにあらぬが、なんじやうわをきらうや。

されど、今はあんじやうぐんのりやうばんなりしことは伝へず、ただただえいやうとなむしつる。

みなりやうばんのおもはくに踊らさるる。

それさへ知らぬ。


あなかなし。