今日は、赤道直下の街より暖かいのであります。
一昨日、昼間に散歩に出たらクラッとしたので、今の時間帯は農作業されていらっしゃる方々には申し訳ありませんが、家の中でデンデンムシさせていただこうっと。
かと言って、ずっとじっとしているのが不得意な私。
記事でも書きますか。
で、ちょうどうまい具合に、私の頭では理解できない電磁波の話をしていたら、怖さを利用して創造されるビジネスに関するコメントをいただいた。
そこで、全くの専門外ではあるが、不安ビジネス開設講座でもやってみようと思う。
その1回目として、不安ビジネスの歴史を振り返ってみよう。
ただし、2回目があるとは限らない。
不安ビジネス構築のためには、現状生活の中身を分析、分類、抽出し、その中に潜む期待と不安を上手く変形させて、現状の不安を高めさせ、新たなる商品への購買意欲を創設することが重要である。
古くはソロンの先達の時代、ソクラテスが『ユートピア』で述べているアトランティスのオリハルコンや、前々回ハレー彗星の地球接近に伴うゴムチューブ販売促進活動などがある。
ただしこれらは、あまりに古く、現在これらの件を記憶している方々は、現世にはいらっしゃらない可能性が極めて高い。だから、話をしてもピンと来ないだろう。
また、私自身直接そうした営業活動を目にしていないから、細かいことを突っつかれるとオオボラがバレてしまう。
詐欺師がからくりをばらされることは、先祖三代、子孫五代の恥。
だから、これ以上は書かない。
というわけで、私の実体験、あるいはかなり明確に記憶に残る不安ビジネスについて、思い付くままに羅列していこう。
★石油枯渇40年説
これは約50年前に作られた、画期的ビジネスである。
当時の石油埋蔵量と消費量を考えると、21世紀には石油は枯渇し、人類は生存さえ危ぶまれるか、原始の生活に戻るというもの。
が、現在は当時よりはるかに石油を消費しているが、一向に枯渇したという話は聞かない。むしろ新しい油田開発の話を、あちこちで聞く。
これは石油単価を上げる宣伝として、大変有効であった。
同時に、ウランやプルトニウムの核分裂反応から得られるエネルギーを利用した施設の営業活動を、実にスムーズに行うことに甚大な貢献をした。
疲れた。
(つづく、かも知れない)